お知らせ一覧
ワクチン接種について /2006年08月12日号
- 1.どのようなワクチンがあるのですか?
犬 |
5種混合ワクチン・・・犬ジステンバー 犬伝染性肝炎 犬アデノウイルス2型感染症 犬パラインフルエンザ感染症 犬パルボウイルス感染症 8種混合ワクチン・・・上記5種に加え、犬コロナウイルス感染症 犬レプトスピラ病 狂犬病ワクチン・・・・・生後90日以上の犬は接種するよう法律で定められています。 |
猫 |
3種混合ワクチン・・・猫汎白血球減少症 猫ウイルス性鼻気管炎 猫カリシウイルス感染症 5種混合ワクチン・・・上記3種に加え、猫白血病ウィルス感染症、猫クラミジア感染症 |
- 2.シャンプーや散歩はいつ頃からできるのですか?
- シャンプーは、接種後2〜3日は控えてください。
- 特に子犬子猫の場合、2回目のワクチン接種後2週間くらいまでは、室内で飼育するようにしてください。
- 3.ワクチンによる副作用はありますか?
- まれに注射部位の疼痛、元気・食欲の減退、発熱などを示すことがあります。
- 過敏な体質のペットでは、アレルギー反応(顔面腫脹、かゆみ、じんましんなど) またはアナフィラキシー反応(貧血、血圧低下、呼吸速迫、体温低下、よだれ、けいれんなど)を発症する場合があります。 直ちに病院にご連絡ください。
- 以上のようなことがありますので、接種後は安静にし、よく観察してください。
- 4.子犬・子猫のワクチンはいつ、何回接種すればよいのでしょうか?
- 犬猫にも人間と同じように、母乳を通して親譲りの免疫があります。 しかし、それは生後60日ほどしか続きません。従って、生後2ヶ月半に1回目。 その日から一ヶ月後に2回目を接種します。1回目の接種が速い場合などは、3回目の接種をする必要もあります。
- 5.成犬・成猫は、次のワクチンはいつ接種すればよいのでしょうか?
- 成犬・成猫は1年後になります。
- 6.ワクチンの効果はいつまで持続するのでしょうか?
- ワクチンによる免疫は、一生続きません。接種後6ヶ月くらいから効果が低下しはじめることもあります。
マーブル動物病院院長
難波 信一