2005年12月26日号

冬に気をつけること

冬はペットにとって危険な季節 あったか対策を忘れずに!

ペットの死亡率が高くなる冬。何よりもあったか対策が大切です。
また、暖房を入れ窓を閉めがちになるので換気をするように十分に気をつけることも忘れずに。

あたたかくするためのストーブや家電器具を使うことで火事になったり、
ペットがケガやヤケドをしないように注意してください。
また電気のコードを噛んだりして感電してしまうことがあります。

<犬> 高齢犬に寒さは大敵! 室内犬は留守番の時、散歩の時に注意

屋外飼育している場合は、厚めの敷物や毛布を敷いたり、
冷たい風が入らないよう、風よけをつけてあげましょう。
「犬は寒さに強い」といわれていますが、屋外で飼われている比較的寒さに強い犬でも、
高齢になると寒さに対する抵抗力がなくなってきます。

年々寒さに弱くなっていくので年を重ねた犬には、敷物を厚く敷いてあげたり、
寒い風を防ぐ風対策を施したりして気をつけてあげてください。

室内で飼っている場合には、暖かい反面、乾燥しやすいので、
加湿器で加湿したり、水入れの水を欠かさないようにしましょう。
とはいえ、室内で、人と同じ環境で暮らしている犬には、
冬という季節感がなくなってきているようで、
室内犬の多くが冬に備えて冬毛が出てくるような犬でも、冬毛に変わらなくなっています。

暖かい環境で飼われていることは、犬の体にとってとてもよいことですが、
反面 、寒さにはとても弱くなってしまいます。
人の目の届かない留守番時、散歩などで寒い戸外に出かける時は体が冷えないように十分注意しましょう。

<猫>寒がりな短毛種の猫たち・・・感染症にかかりやすいので予防接種を。

猫は寒さに強い長毛種(ペルシャ、チンチラ、ヒマラヤン等)と、
苦手な短毛種(日本猫、アメリカン・ショートヘアー、アビシニアンなど)がいます。

歌に出てくる「コタツで丸くなる」寒がりの猫は、短毛種のほうです。
最近は、猫の寒さ対策には、ペットヒーターやホットカーペットなどがよく使われているようですが、
体全体が暖まるという点でやはりコタツがおすすめです。

寒くなると、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カルシウイルス感染症という、
人のインフルエンザタイプの猫の病気が流行します。
症状も発熱、鼻水、くしゃみ、よだれなど人と同様で悪化すると肺炎を起こして死亡することもあります。
これらの病気はワクチンで予防することができるので、年一回予防接種をしてあげてください。

冬にペットの死亡率が高くなる理由 「様子がおかしい」と思ったらまず温めること。

冬にはペットの死亡率が特に高くなります。
それはどうしても寒さで体温が奪われてしまうからです。
寒い時季にペットの様子がおかしいと思ったら、
病院で診察を受けるのはもちろんですが、まず温めること。

病気で発熱している状態で寒いところにいると、しだいに体温が下がっていきます。
これは低体温といって、とても危険な状態になります。
体温は薬で完全にコントロールすることができません。
体温を下げる薬はあっても、体温を上げる薬はないからです。
体温を上げるには、体全体をコタツやストーブなどの暖房器具で暖める方法しかないのです。

さらに気をつけたいことがあります。
動物は熱が高いあいだは、暖かいところを好みますが、
いったん体温が下がり始めると、冷たいところへ行きたがるようになります。
このような状態になると命にかかわるので、すぐに動物病院で診察してもらってください。
冬の寒さを甘くみてはいけません。
十分に気をつけて冬を乗り切ってください。