2005年09月22日号

デキモノ・ハレモノ

「あっ、こんなところにデキモノあったっけ? まぁいいや、小さいし様子をみよう」 
この一言が、後々大きな後悔を生むことになります。

いわゆるデキモノは、腫瘍(しゅよう)とそれ以外に分けることができ、
腫瘍は、さらに良性と悪性に分けられます。
悪性の腫瘍、これが一般に「癌(がん)」と呼ばれているものです。

デキモノ・ハレモノ  →  腫瘍  →  良性または悪性
      ↓
   腫瘍ではないもの

腫瘍は外から見ただけでは、良性か悪性かの判断がつきません。
獣医師でも同じです。まず最初に、「バイオプシー」と言い、針で刺して細胞を検査します。
この検査だけで悪性と分かることもありますが、ほとんどの場合、
切り取って病理組織検査(びょうりそしきけんさ)をすると「何という細胞の何という癌か」が分かります。
この情報をもとに、その後の治療や病気の進み方をおおよそ予測することができます。

この 「何というデキモノだったか」が非常に大切です。
また手術をする場合、その前には、胸のレントゲンやCT撮影をして、転移の確認をする事も大切です。

ある日、あなたの手に米粒ほどの取っても取れない、かと言い痛くもないデキモノができました。
「別に困ることはないけれど、なーんか、気になる」というのが本音でしょう!? 
ワンやニャンに同じようなものができたら、できるだけ早く動物病院を受診して検査してもらいましょう。