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スーパーに買い物に行くと、車の中で待っているワンをよく見かけます。
飼い主さんたちはエンジンをかけっぱなしにして、エアコンをつけているようです。
しかし、車内のワンは、舌を出してハァハァ(パンティング)していることが多く、
息のかかる窓が曇っていることがほとんどです。
もともと、ワンは体温を調節するのが下手クソな動物です。
汗の出るところが少ないですから、熱と水分は「ハァハァ」と口を開けて、
身体の外に出すしか方法がありません。
ですから、身体の中に熱がこもり易く、すぐに体温が上がってしまいます。
体温が上がりすぎてしまうと、「熱中症」になります。これは命に関わる重大な状態です。
ワンは、エアコンの風を自分の方に当てることもできなければ、「暑い」ということもできません。
「窓を開けているから・・・」 ホントですか?
夏の駐車場の暑さを考えてみて下さい。車から出た時の「ムーッ」とする感じ。
窓を開けていても、それほど車内を涼しくできるとは思えませんよね。
また、エンジンをかけっぱなしにすることで環境汚染が進みます。
熱中症で当院に運ばれてくるワンのほとんどは、車の中でお留守番をしていた子達です。
できれば、家でお留守番をしてもらうのが、ワンにとって一番かも知れませんね。
マーブル動物病院院長
難 波 信 一 |