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蚊が運んでくる恐ろしい病気、「フィラリア」の予防が、そろそろ始まります。
フィラリアに感染しているワンの血液には、ミクロフィラリアという子虫が流れてい
ます。
HDU(Heartworm Developing Unit)をもとにした昨年の湘南地方のフィラリア感染開始日は5月11日、感染終了日は10月27日でした。 ですので、予防薬を飲ませ始めなければならないのは6月初旬からで、最後に薬を飲ませるのは、11月末から12月初旬ということになります。 つまり、最低7ヶ月間は投薬が必要なことになります。 心配な方は、5月から飲ませ始めた方がよいですが、必ず11月末、あるいは12月初旬まで飲ませて下さい。
一年中フィラリア予防をしているワンちゃんを除いて、シーズン前には必ず血液検査をして、かかっていないかどうか、検査する必要があります。「去年ちゃんと飲んだから」と言って、検査をしないと、「もしも、ワンちゃんがどこかで錠剤を吐き出していたら・・・」とか、「本当は10月までしか飲ませなかった・・・」などの場合、フィラリアにかかっている可能性があります。もしも、かかっているワンちゃんに予防薬を飲ませると、取り返しのつかないことになります。最悪の場合、ワンちゃんが死んでしまうことがあります。ですから、誰がどう言おうと、「シーズン前には必ず検査を受ける」ことが、「安心してフィラリア予防薬を飲ませられる」ことにつながります。 ワンちゃん用の蚊取り線香などがありますが、フィラリア予防にはほとんど効果がありません。 マーブル動物病院院長 難波信一 |