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当院に「自動蛍光免疫測定装置」を導入しました/2002年11月02日号
ホルモン測定が病院内でできます!!
11月1日より「自動蛍光免疫測定装置」が稼働しはじめました。 「じどうけいこうめんえきそくていそうち。。。何じゃ、そりゃ??」 私にも測定原理については大まかにしか分かりませんが、何が測れるかが大切です。
当院で測定できる項目
- 甲状腺ホルモン(T4、遊離T4)
- 副腎皮質ホルモン(コルチゾール)
- 雌性ホルモン(エストラジオール、プロジェステロン)、雄性ホルモン(テストステロン)。
- この器械を入れるまで、各種ホルモン検査は外部の検査センターに依頼していました。 結果が分かるまで数日間かかることや検査料金が高価なことに、いつもジレンマを感じていました。 また採った血液を送るのに送料もかかっていました。色々と考えました。。。結果、思い切ってこの器械を導入することにしたわけです。
導入による利点
- ・結果が分かるまで60分以内(→治療が早く始められる)。
- ・検査料金が安価(約半額)になった(→飼い主さんの負担を減らすことができる)。
- ・検査を行うかどうかの悩みが解消された(→気軽に検査することができるようになった)。
どんな時にホルモンを測ればいいの?
- ・ワンちゃん、ネコちゃんの健康診断の一部として。
- ・一般の診察でホルモン検査が必要と思われる時。
- ・男の子、女の子の繁殖系の病気(産科婦人科の病気や生殖器の病気)の診断補助として。
まだまだ、この他にも応用範囲は沢山あります。
フル活用して病気の早期発見・治療に役立てたいと思っています
- ※随時、ワンちゃん&ネコちゃんの内分泌病(ホルモンの病気)についてはアップしていきます。
- 今年中にはデジタルX線画像診断システム(CR)を導入予定です。詳細は次回アップします。